加齢臭

今年の春に40歳になった旦那さん。

その頃からだろうか。

 

ニオイがキツイ。

激クサ。

 

不思議なのは、リモートや休日で家に1日いる時は気にならない。

出勤日で都内の職場まで行き、帰ってきた時がひどい。

ちなみに夜にお風呂に入ってても、朝はシャワーを浴びて人一倍気をつけている。

彼はメンタル弱男君なので、久しぶりの満員電車といまだに友達のできない職場にかなりのストレスを抱えているのだろう。

40歳になって、ストレスを与えると何かを分泌するようになったのだと思う。スカンク的な。

 

 

私はとても鼻がいい。

竈門炭治郎ばりに。

だからなのか、そんな激クサになって帰ってきた彼に優しくするとこができない。

小さな声で「おかえりー…」と言うのがやっとだ。

そして彼がお風呂に入って歯磨きをした途端、

「今日ね、会社でね、こんな事があってね…。」

「今日ね、〇〇さんとランチでこんなお店に行ってね…。」

「今日ね、〇〇(息子)がね、こんな事があってね…。」

と楽しげに話し始める。

ツンデレでは済まされない。

彼から見たらサイコパスだろう。

 

とりあえず、帰ってきたらすぐにお風呂をすすめたり、無理だったら玄関でアルコールを吹き付けてみたけど、怪訝な顔をされるだけだった。 

きっと繊細な彼は少し傷ついているだろう。

 

子会社に移動になっても都会で頑張っているのに。

同期はどんどん役職につく中、いまだにNO役職で頑張っているのに。

入社2年目の後輩に少し注意しただけでTwitterに悪口書かれても頑張っているのに。

同じ部署の女子達に社内チャットで悪口言われてても頑張っているのに。(彼以外全員女子。)

思春期の息子にベタベタして「パパうざい!」と言われても頑張っているのに。

ゴミ出し、猫のトイレ掃除、洗濯、洗い物…家事もたくさん協力してくれているのに。

結婚して15年、一度もおならをしたことがないのに。(私はする。

こんなおばさんになってしまった私をいまだに〇〇ちゃんと呼んでくれるのに。

旦那さんは家族のために頑張ってくれいるだけなのだ。

 

 

 

そして気になったのが、職場などで同じように思われてるのでは…ということ。

もし職場でも激クサなまま気づかずに過ごしていれば、またTwitterに書かれてしまう。

なんなら『ドリアン』とあだ名をつけられてしまう。

これは、奥さんである私がなんとかしなければいけない。

 

まずは、彼の意見を求めようと思った。

ただ彼は、なにか意見を求めると質問で返してくる男なので…、

(例①)「今日ごはんどこで食べる?」

    「〇〇ちゃん何食べたい?」

(例②)「このニュースどう思った?」

    「〇〇ちゃんはどう思った?」

いつも2択で聞くようにしている。

 

だから今回の件も2択にして聞いてみた。

 

「もし自分が鼻がもげるほど臭かったとして、『ものすごく臭いからどうにかした方がいいよ』って教えてもらうのと、『ものすごく臭いな』って思われながらなにも言われずに影で“ドリアン”とかあだ名つけて悪口言われちゃうのだったらどっちがいい?」

 

旦那さんは、ひとこと。

「なんだか死にたくなっちゃったよ…。」

 

 

どうやらまた彼を傷つけてしまったようです。

 

 

ひとりっ子

 

私は、物事を「隠しておきたい」という気持ちが欠落しているので、心配事があったりするとペラペラとしゃべってしまう。(人は選ぶのだが。)

息子の「学校に行きたくない」と言ったことや、それ以外のトラブルなどでも割と誰かにボヤく。

そんな時、話す相手によっては、

「〇〇くん(息子)、ひとりっ子だからね〜。」

と返ってくる。

・・・なぜだろう。

 

 

 

息子はひとりっ子だ。

別に、できたなら兄弟がいてもいいと思った。

ただ、結果ひとりっ子になったというだけ。

たしかに私は独身時代、子供がそんなに得意ではなかった。

ぶっちゃけ、かわいいと思ったことがなかった。

そんなだから息子が産まれた瞬間は、「二度と出産なんてしたくない」と思った。

産まれたばかりの息子を抱いても喜びより不安のほうが大きかった。

息子を連れて自宅に帰り1人で世話をしていた時も、寝ている息子の横でちゃんと息をしているのか不安で体操座りでガン見して、「私はどうしてこんなに大切なものを作ってしまったのだろう…」とシクシク泣いた。

(当時、乳幼児突然死症候群のニュースが多かったので。)

 

 

それでも、笑ってくれればかわいいし。

ハイハイで後をついてくるようになればかわいいし。

履いてるオムツでパツンパツンのお尻もかわいいし。

よちよち歩く姿も、転んで泣いててもかわいいし。

どんどん「かわいい」が増えていった。

すると、どうだろう。

今までなんとも思っていなかった世の中の子供がみんなかわいく思えてきた。

 

 

それから再就職して、仕事が楽しくなって、気づいたら40歳になっていた。

結局子供はできなかった。

その頃になると我が家では、ひとりっ子でもいいよね!となっていた。

 

 

それでも42歳くらいまで、

「2人目頑張りなよ〜」

「兄弟いないとかわいそうだよ〜」

「1人だとわがままになるよ〜」

「将来、息子くんひとりぼっちになっちゃうよ〜」

なんて言われた。

(ひとりぼっちって…。旦那が80歳で死んだとして、その時息子54歳のおじさんですけど。)

 多分、悪気なんてなかったのだろう。

純粋に「子供は何人かいたほうがいいよ!」とアドバイスしてくれたのだと思う。

 

 

私だって、

「またフニャフニャの赤ちゃん抱っこしたいな〜」

「また手の平にアンパンマン書いてあげたいな〜」

「息子が下の子を可愛がる様子を見てみたいな〜」

「家族が増えれば楽しいだろうな〜」

なんて思ったけど、こればっかりは仕方がない。

 そうなる宿命だったのだろう。

 

 

息子も色々悩ませてくれることもあるが、特別わがままに育っているようには見えない。

割といつも穏やかで、攻撃的になることもない。

ぼんやりしていて気付かないこともあるが、人に優しく接することもできる。

まして自分のことを「かわいそう」なんて思っていないだろう。

兄弟がいるかいないかは関係ない!…って思いたい。

 

 

気になったので、息子にもひとりっ子でよかったのか聞いてみた。

「兄弟がいたらカードゲームの相手ができていいとは思うけど、ゲーム機だと順番待ちとかになるのは嫌だし、ゲームのソフトもあまり買って貰えなくなるかもだからひとりっ子でよかった。」

・・・ゲームのことばかりですな。

 

 

 

『ひとりっ子の親の責任』として思うことは、子供の足かせにはならないように…ということ。

もし、自分たちが病気や介護になってしまったとしても迷惑をかけない準備はしておきたい。

今は、大学(院?)までの学費のことで頭がいっぱいだけど。

 

 

月見バーガーと私

息子が不登校になるかも?と、ブログに書いてから10日。

息子は2回程ゴニョゴニョ言ってる日はあったけど、なんとか学校に行けている。

私は、『とぼけた母さんになる』というワザを手に入れた。

このワザを使うと息子はクスリと笑って家を出る。

すごいワザだ。

とりあえず、彼が真剣に訴えてきたことには真剣に対応し、ゴニョゴニョ言ってる時にはとぼけていこうと思う。

 

ブログで温かいコメントやアドバイスを頂いたことで、私も気持ちが軽くなった。

私もいつか人にそうゆうことができる人になりたい。

本当にありがとうございます。

 

 

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息子にもいくつかの出来事で心の変化があったみたいだ。

 

★通知表

定期テストで1つも90点以上を取ることができず、また今までスイッチが入っていなかった子達が勉強を頑張り始めたため、焦り&自信喪失の状態だったのだが結果が思った以上によかった。

 

国語5 社会4 数学5 理科5 音楽4 美術4 保体3 英語5 技家/

 

体育は安定の3なので(苦手)仕方がないのだけど、他の教科も4の可能性が高いかも…と思っていたのでよかった。

本人も「真面目にやっていれば、評価してもらえる!」と自信を取り戻した様子。

 

★部活動

通知表で少し自信がついたのか、『副部長』に立候補したらしい。

「部長じゃないのかい?」と聞くと「それは無理!」と即答。

でも、目立つことが嫌いな息子にとって、初めての立候補。

選ばれるといいね。

 

★体育祭

金曜日に行われた体育祭。

ブロクラム表の絵を美術部数人で任された。

そのせいか、休み時間に過ごす相手ができて楽しそうだった。

 

★巻き爪

巻き爪が治った(笑)。

ここ半年くらい痛がっていたのだが、ある日突然治った。

体育祭の大縄跳びの練習で悪化し、「病院に連れて行かないと…。」と思う程、腫れていたのに。

病院での治療は、けっこう痛いと聞くのでよかった。

 

 

こうやって見ると、見守っていれば自分で折り合いを付けられることが多いのかな。

…巻き爪はともかく。

自信を持つ、役割を持つ(与えてもらう)、時間を共有できる友人、これらがあることで学校生活は変わるのかもしれない。

 

 

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日曜日、いつもお世話になっている漢方アロマのマッサージ店のオーナーが、私の話を聞いて「体に取り入れるものでも改善できるから…」とアドバイスをしてくれた。

 

朝ごはんにパンは食べさせない。

グルテンフリーを心がける。

発酵食品を取る。

毎朝お味噌汁を飲む。

白い砂糖は取らない。

ビタミンCを取る。

添加物は取らない。

 

どれも知識としてはあって、実際やってたこともあるんだけど結構難しいんだよね…。

 

 

 

それでも影響を受けやすい人間なので、帰りにソッコーで自然食品のお店へ。

スーパーの2倍くらいのお値段。

「めっちゃ高いやん!」

と、小さな声で使ったこともない関西弁で下手なツッコミ。

結局買ったのは、茶色い砂糖と、無添加の味噌と、バカ高いチョコレート。

その後、疲れた目に優しい価格帯のお店を求めてセリアへ。

あっちもこっちも100円。

すばらしい。

すると、「ていねいな暮らし」をする人が必ず持っているホウキが。

セリア最高。


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玄関の謎のコーナーに飾ってみた。

 

 

 

すっかりお腹が空いて、自然食品とホウキを持ってマクドナルドへ。

月見バーガーとコーラをいただきました。

 

 

学校に行きたくない

しばらくブログを書けないでいた。

 

毎日暑くて、疲れがひどかったとか…。

長めのお盆休み明けで、調子が出なかったとか…。

なんだか、仕事から帰ってパソコンを開く気にならなかった。

 

でも、そんなことはたいしたことではなく、一番の理由は息子が、

「学校に行きたくない」

と言い出したからだ。

 

薄々、そんな日が来る気はしていた。

夏休み明けからは、朝起きて何度も熱を計っては、

「平熱か…。」

と、ボヤいていた。

そうこうしているうちに、同じマンションの友達が迎えに来て、マスクをして靴を履く。

私は、息子がなにも言ってこないのだからと、

「いってらっしゃい。気を付けてね。」

とだけ言って送り出していた。

 

でもある日の夕方、仕事をしていると息子から珍しく電話が来た。

「ママ…。学校休みたい…。」

と、元気のない息子。

 

「どうした?体調悪い?」

「ん…。頭痛いかも。」

「それが理由なの?」

「いや…。もう、学校行きたくない。」

「学校で何か嫌なことでもあった?」

「いや…。特にないんだけど…。」

「そっか。電話じゃちゃんと話せないから帰ったら話そうか。」

「うん…。あのさ、パパには言わないで。」

「…わかった。(…なんで??)

 

そして夜、息子と話をした。

息子は、ポツリポツリと学校に行きたくない理由を話した。

 

クラスの雰囲気が嫌だ。

クラスが自分に合わない。

休み時間がつまらない。

休み時間が苦痛。

だから(?)授業に集中できない。

頑張っても成績なんて上がらない。

担任の先生もなんか嫌だ。

同じ部活の友達もクラスだと話ができない。

 

「そうなんだ。○○君(優等生)はどうやって過ごしてるの?」

「本読んでる。」

「じゃあ、一緒に本読んで過ごせば?」

「…やだ。」

 

その後は、

「じゃあ、○○してみれば?」

「…やだ。」

そんな繰り返し。

 

しまいには、

「生きていても意味がない。」

「生まれてこなければよかった。」

そして、

「ママは、僕が学校を休むのと、僕が死ぬのだったらどっちがいいの?」

と聞いてきた。

 

そんなことを言う息子にすごく腹が立ち、悲しくなった。

私は黙って部屋を出て、泣いてしまいそうになる気持を落ち着けてから部屋に戻り息子に自分の気持ちを話した。

 

息子は、パパとママにとって宝物であること。

息子には、毎日元気に笑顔でいてほしいと思っていること。

だから、『死』を選ぶくらいなら学校に行かなくていいと。

でも、簡単に『死』という言葉を使ったことが悲しいと。

そして、息子の抱えていることがそんなたいしたことではないと思っていること。

それは、自分の努力次第でどうにでもなると思っていること。

そもそも、学校には勉強をしに行ってるんだから、そこに集中すればいいと。

もし、ひどいイジメに合っているとかの理由なら学校には行かせないけど。

その程度の嫌なことから逃げる人生でいいのかと。

 

息子は黙って聞いていた。

少し目が潤んでいた。

そして、学校へ行かないことで起こるデメリットについても話した。

 

学校を休めば、ノートを取るとこもできないし授業も受けられない。

テストだけ受け、点数がよかったとしても内申は悪くなる。

進学できる高校の選択肢は少なくなってしまうだろうと。

今まで頑張ってきたのに、後悔しない?と。

 

その日は遅くなってしまったので、とりあえず寝るように促した。

そして、次の日は黙って学校に行った。

それでも、3日に1回くらいのペースで

「学校休みたい。」

と言った。

「今日の給食カレーだよ。」

と、喜びそうなことを伝えると登校できるレベルだったが、昨日はとうとう1時間目だけ遅刻をした。

 

 

そして、今日いつもチェックしているブログにこんな記事があった。

 

www.eimei-g.com

 うちのことかと思った。

気づいたら、コメントをしていた。

すると早々に新しいブログの記事を載せてくれた。

 

www.eimei-g.com

 

結局、親次第なのかな…、と思った。

 

 

息子から聞く話だけじゃない学校の 様子を知っておこうと思った。

私はまだ担任の先生に話す気にはなれず、同じクラスのママ友にクラスの様子を聞いてみた。

「娘が、“今年のクラスはめっちゃヤバい!”って言ってたよ。わんぱくな陽キャの比率がすごく多いって。おとなしい子にはきびしいかもしれないね…。」

と教えてくれた。

なるほど。

全てが繋がった気がした。

 

息子の過ごす、今の中学校の組織は『陽キャ』と『陰キャ』で分類されている。

そして『陽キャ』の中には“心優しい子”と“わんぱくな子”がいて、息子にとっては『わんぱくな陽キャ』がものすごく苦手なのだろう。

例えば、大騒ぎして盛り上がりすぎてぶつかってきても、そのことに気付かないような子には、乱暴な印象を持っているのだろう。

 その『わんぱくな陽キャ』がたくさんいるのだ。

…気持ちはわからないでもない。

 

私も思い返せば、中学生の時も高校生の時も『学校(クラスや部活)』が世界の全てだった。

勉強のことも、家族のことも関心はなく、人生のオマケみたいなものだった。

そして特に嫌なことがなくても、毎週日曜日のサザエさんを見るころには、

「…あ~、明日学校やだなぁ。」

と思っていた。

実際、遅刻もよくしたし、脇の下で体温計をこすって38度位にして

「熱があるみたい…。」

と親をだまして学校を休んだりもしていた。

息子はそんなズル賢さはない。

…かわいいじゃないか。

 

 そんな風に考えたらなんだか気持ちが楽になった。

これから、どうなるかわからないけどきちんと向き合いその時の最善を探せばいい。

 

 

 

夏休みの宿題

今日で夏休みが終わる。

息子は今、日記的なやつをまとめて書いている。

あれ、書かせる意味あるのかな。

うちの子、嘘書いてますよ。…多分。

 

そんな彼を見ながら思い出したことがある。

 

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私が小学1年生の時、夏休みの宿題に絵日記があった。

私は夏休みに入る少し前に、親に「パンを買うから100円くれ」と嘘をつき、小学校の校門脇で売られていたヒヨコを買って帰った。

親には、しこたま叱られたが「ピーちゃん」と名付け飼い始めた。

夏休みの宿題は、そのピーちゃんの観察日記をつけることにした。

夏休みが始まって1週間。

日記の存在は忘れてしまっていた。

そして夏休み最終日、溜まってしまった宿題に追われながら

『あれ?…日記書いてない!?』

ということを思い出した。

私は半狂乱になった。

すると、母がブチ切れながら

「お母さんがやっといたよっ!!」

と日記帳を机に叩きつけた。

そこには、ピーちゃんがふやかした餌を食べさせてもらう様子。

タバコの吸殻を食べてしまった様子。

それでも元気に育っていく様子。

お隣の猫に襲われている様子。

それでも立派なニワトリになった様子。

…が、彩り鮮やかな絵と達筆な字で書かれていた。

気がつけば私は、ピーちゃんのお世話も忘れていたのだ。

 

次の日、なんとか宿題は終わったが日記だけはどうにもならず、母の書いた日記を持っていった。

担任の先生はとても優しい人だったので、

「お母さん、絵が上手だね。」

と褒めてくれた。

…私は笑うしかなかった。

 

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今年で息子が小学生になってから8回目の夏休み。

私と似たようなタイプの性格なので、最終日に泣きながらやるようなことがないようにすることだけは気をつけてきた。

そのせいかワークなどは、自分でサクサクやるようになった。

それでも毎年、苦痛でしかたがないのが夏休みの宿題。

どう考えても、親が関わらないとできない宿題が多すぎると思う。

 

《植物の観察》

(親が学校に鉢を取りに行く&枯れた後の処理も親。(マンションだから土の処分に困る))

《ラジオ体操》

(宿題?学校の日で7時起きの我が家。辛い。わざわざラジオの時間にやる?CDにしれくれ!)

《習字(書き初め)》

(新聞取ってないから新聞の調達&墨汁の片付けを子供に任せエライことになり仕事が増える。)

《ポスター》

(書かせきるまでがとにかく大変&だいたい床と服を汚される→掃除は親。)

《発明創意工夫》

(息子に任せると漫画に出てくるようなロボを作りたがる→結果夢で終わり親の指示で制作。)

《家庭科(料理か裁縫)》

(バランスのよい主菜・副菜・汁物って…。写真の印刷も結構面倒。ミシン出すのも面倒。)

《読書感想文》

(ほんとに大変。課題図書で感想文書いた時だけ入賞できるのはたまたま?)

《エコライフ》

(むしろ家族で取り組みましょうとか言ってくる。勘弁してほしい。)

《理科の自由研究》

(まず、なにを研究するのか決まるまでが大変!息子がひとりでやりきった試しなし!)

 

私が、「無くなっちまえばいいのに」と思っている夏休みの宿題。

これ、親の手を借りずにできる子供がいたら拝みに行きたい。

 

 

中でも大変なのが、理科の自由研究。

息子は、虫がNG。

よって、虫が寄ってくる植物もダメ。

そんなわけで、できるものが限られてしまう。

それなのに、変なプライドがあって、

「何を入れたら、一番パンケーキが膨らむかの実験とかは?」

と投げ掛ければ、

「そんな女子みたいなことはできない!」

とか…。めんどくさっ!

 

そんな時、息子が

「大人って、何回も書いて覚えろ!とか、静かな部屋で勉強しろ!とか言うけどさ〜、口に出して覚えたほうが頭に入るし〜♪」

って、まためんどくさいことを言い出した。

 

でも、閃いた。

 

「それ、自由研究でいけないかな?」

 

そんなわけで、去年の理科の自由研究は『記憶力』になった。

理科か?という感じだが、脳科学って言葉もあるし良しとした。

 

 ↓ レポートの実物。字が驚くほど汚いのですが息子的には超丁寧。

 
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《内容》

同じ学年の男女4人で、「4パターンの環境」×「4パターンの方法」で未学習の英単語を暗記をし、どれがいちばん暗記できるかを実験する、というもの。

 


データを取らないといけないので、友達に頼むように言ったが、息子の友達はみんな自分の宿題で手一杯の様子。

 

仕方なく、少ないネットワークを使い姪っ子とその友達&同僚のお子さんに頼んだ。

姪っ子達にはスタバ。

同僚には菓子折り。

金がかかる。

結局、親の助けが必要になった。

 

でも、みんな楽しんでやってくれて、側で見ていた私も終わった頃には達成感があった。

評価は『A』を貰った。(ちなみに最高は『S』)

 


今年はコロナで理科の自由研究は、“希望者だけ”だった。
息子に「去年みたいにやってみれば楽しいから希望したら?」
と話したが、やらなくていいものはやらない主義らしい。

 

 

 

・・・夏休み、結局どこにも行かなかったな。

 

 

お母さんのおこづかい

すごく仲良くなったママ友でも話題にし辛いことって結構ある。

子供の成績のこと。

子供の進路のこと。

夫の収入のこと。

宗教のこと。

 

子供のことや、収入のことは平均より良かったりするとよけいに話し辛いのかな、と思う。

 

 

ふと、「お母さんのおこづかい」っていくら位なんだろう?と思って調べてみた。

(2019年に1000人の女性に調査したもの)

 

実は、これも意外と聞きづらい。



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…思った以上に少なかった。

 

専業主婦の方は8千円弱。

 

確かに、私もかつて専業主婦だった頃は旦那さんのお給料から自分のおこづかいを出すのは「申し訳ないな」と思っていた。

今は図太くなったのか、世の中の専業主婦の方も働いているお母さんと大変さはそれ程変わりはないと思っているので、家計への影響を及ばさないならある程度のおこづかいがあるべきだと思っている。

 

 

 

これを調べた後だと非常に言い辛いのだが、私は自分のおこづかいを月に3万円としている。

 

内訳はざっくりとだが…、

お客様①のマッサージ店で4000円

お客様②のマッサージ店で4000円

お客様③の美容室でのカットで4000円

姪っ子から月2でタカられるスタバ代3000円

自分の昼食代で15000円

 

 

月2でのマッサージは贅沢だが、営業の仕事なので疲れを溜めない為の必要経費だ。

同じ営業の仕事をしていても、お客様のところでお金を使わない人も多いが、お客様のお店が少しでも潤うことは、自分にとってもいいことだと思っているので利用させてもらったり、紹介させてもらったりしている。

 

ちなみに美容室は2ヶ月に1度位なので、息子と交代でカットしてもらっている。

ちなみに、数少ないママ友でオープンするまでをそばで見てきたので変えるわけにはいかない。

 

姪っ子とのスタバも、母親である私の妹が親子関係をこじらせている為に必要で、ここで姪っ子から学校の様子、学校行事、成績関係を聞き、妹に伝えている。

 

昼食は、20日分くらいなので、コンビニのおにぎりにしたり、家から持っていったりして調整して、この金額。

月に15日位が飲食店。

今は個人店を応援したいので、できるだけそういったお店を選び、空いてる時間帯を狙って行き30分程で出るようにしている。

兎にも角にもランチが生きる喜びなので。

 

そんなわけで、3万円あっても身の回りのものを買うお金は残らない。そういったものの購入は夏と冬のボーナスの時。

洋服はミニマリストを言い訳に、夏用冬用それぞれ上下3〜4着似たような服(同じ服も持っている)をローテーションで着て、なにか新しいものを買えば1着捨てるようにしている。

(基本モノトーン&紺)

きっと私のことを「あの人いつも同じ服着てるな…」と思っている人もいるだろう。

 

靴も、休日用のサンダルとスニーカー以外は1足履きつぶしたら新しいものを買うようにしている。

 

以前は洋服や靴やかばんを買うのが大好きで、ブランドものも好きだった。

年を重ねて洋服を楽しむに値しない体型になったことや、ステキなファッションでお出かけすることもなくなったのもあるが、単純にそういったことが自分の中の優先順位の中でかなり低いところまで落ちてしまったのだと思う。

 

 

今の私にとっては、

 

・家族が笑って過ごせることができてるか

・それぞれが外の世界で一生懸命取り組めることがあるか

・家族が心と体の健康を保てているか

・家が片付いていて過ごしやすいか

 

…が、上位にくる大切なことなんだと思う。

 

 

 

さて、そんな私なのだが給付金が入ったので2万円までと決めて何年かぶりに贅沢してみることにした。

(今までのくだりはなんだったんだ!(^_^;))

 

まず、靴を4足!(その内、同じの2足)

靴はここ何年かなかなか合うのがなく、そして合ってもデザインがいまいちだった。

そんな時に出会ったのが、ORiental TRaffic

サイズも豊富でデザインもよき。

最初はららぽーとまで行こうかと思ったが、ネットでもかなりの割引になるバーゲンをやっていたのでネット注文してみた。

4足も買ったのに1万円程だった。

(もう2年は靴買いません)


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・・・全部黒。

 

 

 

もう1つの贅沢が美容室でのトリートメント。

前に好きなブロガーさんのところで紹介されて気になっていたミネコラ

マツコ会議でも話題になったとか。

狭山にあったので予約してみた。

 


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もはや、私のいいところと言えば髪の毛しか残っていないのでなんとか死守したい。

(ただ白髪がなくて丈夫なだけ)

 

 

トリートメントとカットで9000円。

ただカットは、お客様③の美容室でお願いしているので揃える程度にしてもらった。

縮毛矯正じゃないのに感動のツルツル。

旦那さんは「今日頭になんか油でも塗ってる?」とのことでした。

…それくらいの鈍感さがちょうどよい。



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 お見苦しいものを載せてすみません…。

 

 

 

えっと…。結局、最初に

「おこづかい平均より多いけどそんなに無駄使いしてないよ!」

と誰に対するものかわからない言い訳から始まり…、

最後に

「でも、ちょっと無駄使いしちゃったよ!」

という、なんのオチもない話でした。


また、頑張って働きます!!

 

 

自分のことは自分で

息子、ようやく8月から新しい塾に通うことになった。

最終的には息子が決めた。

私の希望した塾にはならなかったが、そこもいい塾だと思う。

転塾は大変なので、このまま受験まで頑張ってもらいたい。

 

そして、中2になって初めての定期テスト

テスト勉強の期間に転塾の為、空白期間ができてしまったが、本人が自分でやってみると言った。

中2からは息子と話して「自分の力で学習する」を目指して取り組んていたので、その成果が見られるだろうと、彼に任せてみた。

 

《結果》

国語 88点

数学 88点

英語 89点

理科 83点

社会 85点

5科 433点

 

自分では自信があったらしく、意気消沈していたが、5科の合計は今までで2番目によかった。

「自分で計画を立てて、全体的にきちんと取り組めたんだね。」

と話したら少し嬉しそうな顔になった。

そして急に流暢に話し始め、

「ほとんどの問題はわかってた!」

「ほとんどケアレスミス!」

と言い放った。

 

ケアレスミスは結局ただのミスだYO!』

 

と言いたかったが、なんとか呑み込んで、

ケアレスミス無くせれば最強じゃん!いい方法がわかったらママにも教えて!」

と言ったら

「…うん」

と息子。

そんなことは自分でちゃんとわかってるんだよね。

 

ちなみに順位は29位。(上位15%位)

 

この点数で順位が下がったということは、みんながコロナで休校になってる間も勉強頑張ってだんだな…と感心した。

 

ようやく、息子はスタートラインに立ったのかもしれない。

 

 

 

 

そして、もう1つの自立。

夏休みからそれに取り組もうとしている。

「生きるための自立」というと大袈裟だが、自分でできることは自分でできるようになってもらいたいと思っている。

 

まずは食事をワンプレートにして食器の数を減らし、

「自分で食べた分は自分で片付けよう」

とした。

息子は食器を運んでシンクを見て

「洗い物たいしてないから、ママできるじゃん!」

と言って抜かした。

「・・・・(ブチ)」

切れちゃった。

 

「ママはご飯を作りながら洗い物もやっているんですよ(怒)。

さっき出ていたボールもフライパンも片付いていますよね(怒)。

だから、あなたの勉強机みたいにとっ散らかってないですよね(怒)。

片付けながらやっているから、アレがないとかコレがないとかなりませんよね(怒)。

だいたい、そんなことにも気づけない男ってとうなんですかね(怒)。

勉強できても人としての魅力ゼロですよね(怒)。

社会に出ても大事なことに気づけなくて困るんじゃないですか(怒)?

なんなら、食事も自分でやって、片付けながら物事をすすめる勉強もしますか(怒)?

…ほら、あなたが今使っている机見て下さいよ(怒)。」(早口&無表情)

 

ほんとに切れるとなぜか敬語になってしまう。

 

 

「・・・・」

息子、言葉出ず。


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国語に英語に数学に…なんの勉強してたの?…猫でかっ!!

 

 

 

ぶっちゃけ、食器なんてまとめて洗ったほうが楽なんだけど…。

ちなみに、この様子を黙って聞いていた旦那さん、真っ先に食器洗ってました。

 

 

あと、学校に持って行く水筒。

我が家では、ステンレスの水筒で銅中毒になると恐いので、スポーツドリンクなどの類は決して入れない。

冷たい水か、薄い麦茶のみ。

なので、

「濯ぐだけでいいから洗っておこう」

とした。

もう、反撃なし。

 

 

あと、朝の寝癖直し。

ほんとに恥ずかしいのだが、我が子が可愛くてそんなことまでやっていたのだ。

…ただ、なかなか直らないすごい寝癖なのだが。


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毎朝これ。

 

 



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直すとこーなる

 

 

使い慣れないドライヤーと悪戦苦闘しながらやっている。

息子はこんなことでもないと鏡を見ることもないのでちょうどよいのかもしれない。

 

 

日頃、学習面ばかり気にしてきたが、子供が社会に出ることがゴールだとしたら、こっちの自立の方が大切なのかもしれない。