塾に行かせる理由

はてなブログを覗くようになって、塾に行かずに目標を持って勉強に取り組むお子さんやそれを支える親御さんがいることを知った。

ほんとにすごいと思う。

スマートにやっているように見えるけど、簡単に真似できることではない。

リンクの貼り方とかよくわからなくてできないけど、周りの塾に行っていないママ友とかに勧めたいママさんがたくさん。

 

でも我が家は塾に行かせることを選択している。

 

中学校に入学する少し前からどうやって息子の勉強に取り組んで行こうか、考え始めた。

まずは、息子に将来自分がどんな職業に就いていたいのか聞いてみた。

息子は「ゲームを作りたい!スクエニに入りたい!…任天堂でもいいよ。」と言った。

 

調べてみるとどちらも入社するには素晴らしい大学を出る必要がありそうだった。

「なんかその会社に入るには、素晴らしい大学に入らないと厳しそうだよ。」

「まじか…。」

「とりあえず中学校ではどうする?」

「勉強頑張る!」

「ママ中学生辺りから教える自信ないかも…。」

「じゃあ、塾行こうかな…。」

という感じで塾に入ることになった。

ほぼ、誘導尋問。

 

私の偏った考えなんだけど、「母親は感情的になりがち」だと思う。

(…私の周りの小さな世界のデータでは。)

私は息子のモタモタした勉強を見ていてイライラすることが多かったし、ヤンキー経験がないのにヤンキー言葉になることもあった。

字が汚すぎて、問題についてじゃなくて「字の汚さ」についても物申したくなる。

 

 

餅は餅屋

 

我が家の場合はどう考えてもプロに任せたほうが息子の為だと思った。

そして外の世界にも息子のことを支えてくれる人がいるのもいいと思った。

塾に入ってみて「同じ言葉でも親から言われると心に残らないけど、他人(リスペクトしている事が大事)から言われると心に残る」ことがわかった。

 

「今日塾の先生が〇〇のこと話してくれてさー。めっちゃいいこと言うよねー!」

「…へー。そうだねー。(…それ、母さんおとといあなたに話しましたよ?)」

みたいなことが何度もあった。

息子の心に残るなら誰からの言葉でもいいのだ。

 

そんなわけで我が家では今の時点では「塾は不可欠」になっている。

ただし、「塾に入れたからそれでOK」にはならないように…。