私はアメトーークが好きだ。
中でも、「運動神経悪い芸人」が大好きだ。
アメトーーク !ゴールデン3時間SP
録画していたがなかなか時間がなくて見れていなかったのが、昨日やっと見れた。
「運動神経悪い芸人」は、以前の放送(傑作集?)だったけど面白かった。
…けど、ここではスルー。
「運動神経悪い芸人」の面白さは文章にできる気がしないので。
今回心に残ったのは「勉強大好き芸人」だった。
オリラジの中田さん(慶応大)の話も面白くて、「勉強に疲れたら休んで気分転換するのではなく、教科を変えることで“味変”し、気分転換する」という言葉には、学生時代の努力がうかがえた。
…息子は“味変”が必要な程勉強していない気がするので。
そして私の30年以上に渡るモヤモヤを解消してくれたのが、ロザンの宇治原さん(京大)と、パンサーの尾形さん(中央大)の、“ノートのとり方とその効果”だった。
内容はこんな感じだった。
①代ゼミの先生による世界史の授業を受ける(フランス革命あたり)
②授業でとったノートを元に勉強(暗記)タイム
③テスト
…ちなみに宇治原さん世界史はとっていなかったとか。
パンサーの尾形さんはそれはきれいにノートをとっていた。
スペースが足りなくなって困るというアクシデントはあったものの、先生がホワイトボードに書いたものを色分けから書き方まで忠実にノートに書いていた。
何本もの蛍光ペンを駆使し、ほんとに一生懸命やっていた。
一方、ロザンの宇治原さんはお世辞にもきれいなノートではなかった。
先生が黒板に書いた情報は書くが、写すことには拘っていなかった。
形は全く違うもので、色分けもしていなかった。(黒1色)
ただひたすらに先生の話を聞き、時々ホワイトボードに書いていないことをメモしていた。
その後2人はその自分が書いたノートを使って勉強(暗記)。
…そしてテスト。
結果が衝撃的だった。
ロザンの宇治原さん 98点(減点も先生の発音をそのまま書いてしまい△になったものだけ)
パンサーの尾形さん 0点!
授業を聞くことに力を注いだ宇治原さんと、ノートを写すことに力を注いだ尾形さんとでこんなに差が出てしまった。(0点は極端だけど)
でも、授業を真面目に受けているけど思うような結果に結びつかない人の中には尾形さんのような人もいるのかもしれない。
私も高校時代(てゆうか学生時代ずっと)ノートを取るのが苦手で苦手で…。
それでも1年生の頃は一生懸命ノートを取るようにしていたのだけど、テストの順位は下位30%をウロウロしていて。
2年生になり、ノートを取ることを潔く諦め授業を聞くようになったら、放課後は遊んでばかりいたのに上位30%に入るようになった。
もうすぐ息子の定期テストがある。
そこには必ず「ノート提出」がついて回る。
そして、そのノートは内申に大きく関わってくる。
1年生の時、一度面談で先生に聞いてみたことがある。
「ノート提出は黒板に書いてあることを忠実に写せていることで評価されますか?それとも学習すべき内容が書いてあればよしとされますか?」
私は「ノートの完璧な模写は意味がない」と自分の経験から感じていたので、自分の学生時代から30年も経っていれば教育も変わっているだろうと淡い期待をもって確認したのだが、
「ほとんどの先生はきちんと写せているかを見ると思います…」
とのことだった。
やっぱりね!
「…まあいいさ、息子にはそんな経験もきっと糧になる」と思って納得することにした。
結果、息子のノートの評価は「B」ばかりだった。
息子に、「どこを改善すればAが貰えますか?」と聞いてみることをアドバイスしてみた。
先生は息子に「B」にした理由を教えてくれた。
理由① プリントを折り畳んでノートに貼っていたこと(折らずに貼るのが◯)
理由② 色分けの指定が微妙に違った(緑の指定を青で書いた)
・・・くだらねぇ!!!
私の腐った心の声はそう叫んでしまったけど、息子には
「原因がわかってよかったね」
と話した。
「一番大事なのは心のノートに刻むことだよ」
と、いい話風に言ってみたけど、息子はキョトンとしていた。
なんだか話がまとまらなくなってしまったが、要は
ノートのとり方で長年モヤモヤしてたけど、アメトーークで解決してすっきりしたYO!
っていう話でした。
ただ、ロザンの宇治原さん(京大卒・MENSA会員・IQ158以上)とパンサーの尾形さん(スポーツ推薦で中央大)での比較はどうなのだろう…とも思った。
同じ位の学力の人30人位集めてやってみてほしいな。