中間テストと個別面談

 

何度か書いてる埼玉の『私立高校の確約』という制度。

その『確約』を貰っておけば、当日0点でもほぼ落ちることはない(らしい)。

子供と親に「とりあえず高校生にはなれる!」という安心を与えてくれる。

 

10月も中旬を過ぎたので、数人の同級生のお母さんに聞いてみた。

ほとんどの子が2~3校貰っているらしい。

そこまで難易度の高くない高校だと、3年生の1学期の内申だけで確約が貰えるらしく、夏休み入って早々に進学先が決まる子もいるとか。

 

息子はというとイチャモンばかりつけて、説明会にすら行けてなく・・・。

ずっと『確約ゼロ』なことが気がかりだった。

 

 

とりあえず説明会に行った友達からリサーチして10校くらい情報を集めた。

基準の付け方多少違うが、だいたいこんな感じだった。

 

①夏頃から始まる、高校説明会に出てその基準を教えてもらう。

②後日(もしくはそのまま会場に残って)個別相談を受ける。

③個別相談で、基準に達していれば『確約』が貰える。

※説明会に参加しないと個別面談が受けられない高校が多数。

 

【基準の例】

内申基準A

3教科12 5教科21 9教科37

内申基準B

3教科13 5教科22 9教科38

偏差値基準A

9月以降の北辰偏差値上位2つの平均が60以上

偏差値基準B

9月以降の北辰偏差値上位2つの平均が64以上

偏差値基準C

9月以降の北辰偏差値上位2つの平均が68以上

 

内申基準A or 偏差値基準Aを満たせば→進学コース

内申基準B or 偏差値基準Bを満たせば→特別進学コース

内申基準B偏差値基準Cを満たせば→特別選抜コース

 

※単願の場合はそれぞれマイナス2くらい。

 

そこに英検・漢検・数検(学校によって求められる級は変わる)があれば、偏差値にプラス1してくれたり。

でも、一番上のコースだと加点はないですよ~、とか。

 

 

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そんな中、いよいよ唯一夏休み前に行っておいた高校の個別面談に行くことに。

 

「もう最初の高校でいいよ。ママ予約入れて・・・。」

と疲れた様子で言う息子。

行く気もない高校のことをアレコレ考えるのが面倒で、気力がなくなったらしい。

私がリサーチした高校の、プレゼン&家族会議を毎週開催してしまったからか。

 

「なんか、興味のないママのショッピングに付き合わされて、“これ似合う?”“こっちはどう?”ってやられてる気分。」

と意味不明なことを言った。

とにかく、公立の第一希望の高校への気持ちが強く、それ以外は興味がないらしい。

・・・第一希望が決まっているだけで良しとしよう。

 

 

個別面談は地元の男子校。

一足先に確約をもらった姪っ子に聞いたら

「通知表見せて、“〇〇コースですね”って言われて終わりだった。」

と言っていたので、5分位で終わるのかな?というイメージ。

 

対応してくれたのは30代くらいの女性の先生だった。

面談表のようなものに記入しながら

「〇〇君の今現在通えるコースに二重丸を付けますね。」

と言いながらいくつかの二重丸を書いてくれた。

どうやらこれが『確約』らしい。

その後は、息子の緊張をほぐそうとしてか雑談。

「実は私も〇〇中出身なんです(^-^)」

って話から色々な話をして(20分位)終了。

とても素敵な先生でした。

帰りに、展示物を少し見てたら事務のお姉さんが案内してくれて。

学校の方が皆さん感じがよくて

『(お金に余裕があったら)この学校に通わせたいな~』

なんて思う母。

 

息子もまんざらでもなかったようで、

「もう、滑り止め、ここだけでいいや ♪」

って。

とにかく、よかった。

 

 

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最後に2学期中間テスト。

 

《結果》

国語 87点

数学 90点

英語 95点

理科 93点

社会 94点

5科 459点

順位 17位

 

前回そうとう悔しかったらしく、今回は早めにワーク系の提出物に取り掛かり、勉強の時間の確保につとめたらしい。

相変わらず家ではほとんど勉強しないけど、朝少し早く起きて勉強する日もあったみたい。(母は起きれず)

 

今回のテスト、自分の仕事の試験(外貨建保険の販売資格を得る試験)と重なっていたので、

「ママも試験頑張る!勝負しよう!!」

と対決することに。

70点で合格できるのだか落ちてる人も多いので、

『怠け者の私が勉強するいいきっかけになるかな。』

と思って。

 

私の試験の点数に1教科でも勝ったらお小遣い ♡

 

結果は96点。

 

お小遣いゲットなしでした~。

旦那さんも試験があったりで、今回はお互いに干渉せずに各々の勉強。

私は勉強好きじゃないのでしんどかったけど、なんだかよかった。

なにより、家族の中ではおバカキャラなので結果が出せてよかった。

 

「名誉挽回できてよかった!」

とはしゃぐ私に

「汚名返上じゃない?…名誉はもともとないんだから。

とクールにディスられましたとさ。