息子の定期テストが終った。
今回は息子主体で口出しせずにやることにしていた。
結果、それが私にとっては思いの外しんどくて、すごくつかれた。
家にいると、息子の勉強の様子が気になり、ウズウズ&イライラするので、わざと残業したり、同じく中2の姪っ子に苦手な数学を教えに行ったりしてテスト期間をなんとかやり過ごした。
関係ないけど、他人の子供(特に女子)に勉強教える時は、全くイラつかずに菩薩のように振る舞えるのはなぜだろう?
すこし心に余裕ができたので、誰も興味がないだろうが今までの定期テストを振り返ってみようと思う。
全体的にザックリだと、ただただ私がテンパっていた。
なにせ、私は人生で「テスト勉強らしいテスト勉強」をしたことがないのだ。
テスト勉強の仕方がわからないのだ。
〜ちなみに私の学生時代(テスト編)〜
前日の夜になって焦る
↓
なぜか「一夜漬けでいける」と思う
↓
ノートをとっていないから困る
↓
とうとう深夜になるが部屋の片付けがしたくなる
↓
片付けてたら出てきた漫画を読み出す
↓
寝落ち
結局、登校時間と学校でテストまでの時間、死に物狂いになってやっと平均点を超えるか超えないか…。
そんな訳で勉強の仕方がわからないので本屋で「定期テスト対策」なる問題集をしこたま買ってみた。
あとは東大生の書いた本とか、集中力が上がる本とか…。
けど、結局それを使うことはなかった。
中学生の親になって初めて知ったのだが、テストの時は同時に提出物がある。
結構なボリュームだった。
ワーク・ノート・プリント
たいしたことなそうに見えるがどれも息子にとっては苦手分野。
どれも数十ページだが、ワークは教科によっては…
“ノートに1回やったらB“
”ノートに2回やったらBorA“
“ノートに3回やったらA”
息子にとって苦痛でしかない繰り返しの作業、2回が限界だった。
(漢字の練習も、偏だけバーッと書いてから隣のつくりを書いていた)
ノートもきちんと書いていない&字が汚い。
プリントも貼っていない&紛失。
嫌々やっているから全然頭に入らない。
まずはここを克服しなければならなかった。
〈1学期中間〉
↑ の提出物に追われ、取り組みも遅く惨敗。
時間が足りなくて、プリント張りや丸付けを手伝う。
なんなら色塗りも手伝うハメに。
〈1学期期末〉
少し早く始めたことと、夫の協力でコツが掴める。
本人に丸付けさせるが、明らかに間違えているのに◯にしていて結局直す。
それを確認するためにワーク・ノート・プリントは親が確認。
〈2学期中間〉
興味のある教科は“ワーク3回”ができるように。(字は汚い)
言葉が足りなくて△かな…という回答には補足を書くように促す。
まだワーク・ノート・プリントは親が確認。
〈2学期期末〉
ここまで手伝っていた丸付けも自分でできるように
ワーク・ノート・プリントは確認したが直しはなかった。
「そばに座ってて」と可愛いことを言うので、そばで見てた。
〈3学期期末〉
「本当に困った時だけ助けて」と言うように。
ワーク・ノート・プリントは本人が「多分大丈夫!」と言うように。
気になって見ちゃったけど、口出しはしなかった。
そして今回。
息子に
「頑張ってる?」
と聞くと
「もう結構終わってるよ!」
とワークを見せてきた。
なんとなくめくったら1問だけやってないところが
「あれ?なんでここだけやってないの?」
と聞くと
「あっ!!やべっ(^_^;)」
ってのがあった。
でもそれだけ。
歩みは遅いが成長してるんだな、と思った。
結局、私が買った参考書やテスト対策の問題集はほとんど使うことはなかった。
この歳にして初めてテストと向き合ってみたのだが、学校のテストでは
①授業を真剣に聞くこと
②ノートに板書以外で先生が言ったことを書くこと
③ワークとプリントを頭に叩き込むこと(こまめにやって丸付けがよい)
これが大事だということがわかった。
ちなみにプリントを作るのが好きな先生は、プリントから問題を出しがち。
多分、熱い想いでプリントを作ってくれているから。