お正月と数学検定の話

 

妹の家に集まってみんなで過ごすお正月。

母のおせちには手作りの伊達巻きがたくさん。

おせちじゃないけど、みんな大好きな春巻き。

お雑煮も食べて、私が持参したホタテをストーブの上で焼いて、イクラごはんも作って。

わーって食べたから写真が1枚も無い。

みんなで集まれてよかったな。

 

「受験頑張ってね。」

と言われながらのお年玉。

すぐに中身を確認する姪っ子と、中身も見ないでリュックにしまう息子。

 

そのあと、パソコンでインターネット出願。

元旦で縁起がいいかな。

 

 

 

母も気にしていたので子供達の近況報告。

通知表を見せたり、志望校を伝えたり。

英検3級が無事受かった姪っ子は嬉しそうに報告。

息子は、ゴニョゴニョしながら

「ダメだった…。」

と報告。

 

実は数学検定準2級を受けていたのです。

 

 

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生徒会や部長、委員長など、役職とは無縁の息子。

絵画や作文の入選はあったけど、どうやら『県』まで行かないと評価にならないらしい。

10月頃、北辰偏差値が上がらず焦り出し、

『ママ!偏差値上がらないのに内申書に書くの何もない!ヤバイ(泣)!!』

となり、慌てて検定を探す。

英検、漢検、すでに受付終了。

受ける気なかったから日程の確認すらしてなかった。

唯一残ってたのが、数学検定。

準2級からが加点の対象。

12月の頭に受けて、合否が24日にわかる。

担任の先生に確認すると、ギリギリ内申書に載せられそう…とのこと。

 

 

調べると、準2級の範囲はこんな感じ。

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半分以上高校1年生…。

大丈夫かいな。

 

塾の先生に相談してみると、

「内申の為だけに受けるなら賛成しません。

それよりもこの後の中間テストや期末テストに力を入れて欲しいです。

ただ、中間テストや期末テストもきちんとやり、それ以外の時間で数学検定の勉強をする。

内申点の為ではなく、本人の強い気持ちがあり、自信に繋がったり、モチベーションUPに繋がるなら受けてもいいのではないでしょうか。」

とのお話。

 

息子に塾の先生、担任の先生からの言葉をそのまま伝えると、

「受けたい!」

と言うので、申し込むことに。

 

10月あたまに申し込み、10月は中間テストの勉強、終わったらすぐ期末の勉強。

間には北辰テストの勉強なども入り、ほとんど勉強できず…。

それでも、買ったテキストを持ち歩き、学校の休み時間にやっていた様子。

1週間前になって、ようやくちゃんと勉強できるようになり、わからない問題は塾の先生や担任の先生に質問。

なんとかテキスト1冊やり上げてテストへ。

 

ポジティブな息子は

「まあまあできた!」

と言ってたけれど…。

 

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結果は残念ながら、1次試験のみの合格でした。

 

 

ただ、今回受けさせてよかったな…と思ったこと。

『習っていない問題』に手を出さない息子が、高校生の問題に挑戦しようとしたこと。

いつも『質問』ができない息子が、先生を捕まえて質問ができたこと。

 

塾の先生も学校の先生も

「まさか、○○君(息子)が挑戦する!と言うとは思わず…(笑)。挑戦しただけでもすごいことだと思います。」

と、言ってくれたのでよかった。

 

「高校生になったらまた挑戦する!」

と、意気込む息子。

数学の勉強が少し楽しくなったようで嬉しい。

 

 

受験もあるけれど、楽しく健やかに過ごせる1年になりますように…。