何年か前に、自宅のインターネット回線をポケットWi-Fiにした。
コードでごちゃごちゃした機械が嫌でスッキリしたかったから。
ところがこのコロナで(旦那さんが)リモートワークをすることになり、「それでは仕事にならん!」と見直すことにした。
夫婦で音楽が好きで、スペースシャワーTVが見たかったこと、私がNETFLIXの「愛の不時着」を見てみたかったこともあり、ジェイコムに加入した。
ところが、しばらくするとリビング以外の部屋で“圏外”になるようになってしまった。
そこで、中継機を買いに行くことにした。
私はメカ音痴なので、旦那さんと一緒に行くことにした。
息子も誘ったが「家で勉強がしたい」と断られた。
二人で出かけるのは久しぶりなので、最初はお互いの仕事のこと、最近お気に入りのバンドのこと、ハマっている漫画のことなどを話した。
そして昨日書いたブログのこと、旦那さんに話した。
息子は、何でも“パパ”に話すことを少し嫌がるようになってしまっていたので、ほんとにちょうどよかった。
すごく嬉しかったから聞いてほしかったのだ。
旦那さんも
「へー、そうなんだ…。」
とだけ言って、すごく嬉しそうな顔をしていた。
帰り道、二人で息子の将来について話した。
できれば、お互いを高め合えるような友達に巡り合ってほしいな
できれば、好きなことが高いレベルでできる大学に行ってほしいな
できれば、やりがいを感じながらスキルアップできる仕事に就いてほしいな
できれば、慎ましくても自分が欲しい物が買える程度の収入を得てほしいな
できれば、きちんと税金を収められる人になってほしいな
できれば、お互いを大事にできる女性に巡り合ってほしいな
できれば、幸せな家族をもってほしいな
できれば、子供を持つ喜びを知ってほしいな
できれば、時には壁にぶち当たって、それを乗り越えてほしいな
できれば、自分のケツは自分で拭ける人間になってほしいな
どんだけ〜!
…なんて多いのでしょう。(なんならもっと出た)
とりあえず、なにか折に触れて息子に話すことはあっても、こちらの考えを押し付けるのはよくないね、と話した。
親だって発展途上なのだから。
結局、何が正しいのかはわからないけど、夫婦の価値観が同じだっただけで「まあ、よかった」と思った。
おじさんとおばさんが若者に混ざって買ったタピオカ。