役員で意見を言ったら嫌われたという話③

 

役員で意見を言ったら嫌われたという話②のつづき 。

 

 

aka-net.hatenablog.com

 

そもそも、広報誌を作るにあたり学校へ行く必要があるのかな?と私は思っていた。

たったの4ページ。

A3用紙の表と裏だけ。

ぶっちゃけ、ひとりでもできる。

 

レイアウトを用紙に書くのも自宅でできる。

写真を選ぶのもグループラインで可能。

先生方のメッセージや掲載予定の文章は、レイアウトの用紙に指示を書き添付するだけ。

業者さんともメールや電話のやり取りが可能だし、渡すものは郵送すればいい。

 

どうして、やたら『学校に集合』となるのだろう…。

 

 

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次の日、結局A班B班で時間をずらすこともなく、参加メンバーは全員集合。

みんなで1台のノートパソコンを覗き込み、写真を選ぶ作業をした様子。

 

そして、当初5・6ページに入れる予定だった

『修学旅行が中止になった時に空いた紙面を埋める為にお願いしていた、

インタビュー記事や、学年集会の様子』

をどうやって4ページに埋めるか四苦八苦していた様子。

 

別に事情を承知で書いてくれたんだから、

「せっかく書いていただいたのですが…。

やはり緊急事態宣言が出た関係で活動がままならず、今回は載せられないです。

とてもいい記事なので、来年度に引き継いで載せさて下さい。」

って話せばいいのでは?

そもそも、狭い部屋に長時間滞在して『あーでもないこーでもない』とおしゃべりしてしまう時間を減らすためにページを減らしたのに。

 ページを減らした意味ない…。

 

と、思ってしまった。

 

あまりにも不可解なので、仲の良い職場の同僚に話してみた。

同僚も数年前に役員をやっていたので。

 

「多分、それを伝える&交渉するのが苦痛なんだよ。」

「あと、ひとりでやって責任を負うのも嫌かな。

『みんなで決めました』ってことにしたい。」

と教えてくれた。

 

なるほど。

 

 

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集まる日の前日に、

「明日、仕事の合間に行けるので、もしよかったらSDカード取りに行きますよ。

もう結構な人数になってしまってるので、私は入らず玄関で待っててどなたかに持ってきてもらえれば…。」

と送ってみた。

 

「〇〇さん(私)は無理しなくて大丈夫です。

SDカードみんなで確認し、何時までかかるかわからないのでご自宅のポストに入れます。」

 

無理はしてないのだけど…。

たいしたことじゃないので。

感染を心配してると思われたのかな。

てゆーか、何時までやるのよ。

 

 

なんか様子がおかしくなってきた。

 

 

夕方仕事から帰るとポストにSDカードが入っていたので、それをページ別にまとめ、フォルダの中身がわかるように一覧表を作った。

それをPDFにしたものをグループラインにあげ、

「データの保管終わりました。

資料も添付するので間違いないか、ご確認下さい。」

と、投稿した。

 

返事があったのは2人だけ。

 

 

なんだか様子がおかしい。

 

他の人の『◯◯の件連絡完了しました!』とかの投稿には、

「ありがとうごさいます!」

の嵐なのに…。

 

 

その、私が準備したものを業者さんが学校に来る日に渡さなければいけないので

「業者さんと会う予定の日、USBも渡さないとなので私も参加します!」

(最初の緊急事態宣言解除予定日の次の日だったので。)

と送った。

 

すると、同じA班のC子さんが

「〇〇さん(私)が来てくれるなら、私行く予定でしたが欠席してももいいですか?」

 と、投稿。

 

私はすぐに『OKです!』のスタンプ。

 

するとD子さんから

「〇〇さん(私)はお勤め先で複数の会合を禁止されているので、私達の集まりには出られません。

C子さんは、予定通り来て下さい。

〇〇さん(私)はUSBだけ届けていただいても構いません。」

と送られてきた。

 

当初、緊急事態宣言は2/7までの予定だったのでそう言ったのだけど…。

だいたい、私が『行ける』って言ってるんだけど…。

 

これは、(多分)嫌われたんだな…と思った。

 

 

 

 

しばらく落ち込んだけど。

一部で『広報誌発行は中止せずにやる!』となっていたのに気づかず。

頼まれてもいないのにあれやこれや考え案を出して…。

私とは考え方が違う人のことを、自分のものさしで考え、相手がそれにはまらないからといって勝手にモヤモヤして。

 

結果、私の言葉にトゲが出てしまったのかもしれない。

そもそも、『コロナ』もなく『緊急事態宣言』という状況でなければ、そこまで気にすることでもない。

私の懐の浅さがいけなかったのだろう。

 

そして、役員が終われば多分話すこともない人達。

自分には本音で話せる友達がちゃんといる。

って考えたら少し楽になった。

 

いい経験をさせてもらった。

・・・と思うようにしよう。

 

 

《おわり》