子供の字の汚さについて考えた⑥

 

えっと、どうしてこんなことを書き始めてしまったのだろう…と激しく後悔してます。

子供を1人しか育てたことのないおばさんが、教育に携わったこともないくせに吐いてる戯言です。

 

結局何が言いたかったのか…。

 

最近の若者はかわいい字を書かないのね。

そういえば息子の小さい頃は字のことで悩んでたな。

でも、字が汚くても賢い子もいれば、字がきれいでも勉強苦手な子もいるな。

だから字が汚くても、大事な時にきちんと書けてれば、そこまで気にしなくてもいいのかも。

でもでも、字がきれいだと優秀に見えちゃって、勉強の躓きを見落としがちだから気をつけて!

 

って話をしたかったのか…。

もはや、もう着地点がわからない。

 

 

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私は生命保険会社で働いている。

本社採用のエリートと違って営業職は高卒が多い。

最近あまり聞かない『短大卒』の私ですら珍しい。

そして、シングルマザーがとても多い。

 

お金がない。

時間がない。

ワンオペで生きるのに必死。

親が勉強に対して自信がない。

だから勉強はNOタッチにならざるを得ない。

 

こんな状況だからわが子の高校入試の頃には、

『偏差値40もない!』

『行ける高校がない!』

と困っている同僚がとても多い。

慌てて塾に入れるけど、親が何が大事なのかわかってないから塾に言われるまま色々な講習を取り、大金を払う。借金までする人もいる。

でも土台がないから塾に通ってもなかなか成績は上がらない。

 

埼玉には私立高校の確約制度があるけど。

オール3だと併願で確約を貰える高校はほぼない。

滑り止まらない滑り止めを受ける子も多い。

 

それでもみんな子供が小学生のうちは、出せるギリギリの金額で習い事をさせる。

スイミング

体操教室

サッカー

ピアノ

ダンス

 

『勉強はどうしてるの?』

と聞くと

『まだ小学生だからかわいそう!』

という。

 

もし我が家が、習い事に月1万円しか出すことができなくて、子どもの勉強を見ることができないのであれば塾に入れることが最優先なんだけどな。

 

そうゆう人達は、自分達の学生時代で時が止まっていて、『今』がどうなってるか知らない。

20年前に、相対評価から絶対評価に変わったことも知らない。

小学校のカラーテストは90点以上取れて普通。

中学校の通知表でオール4取れないと進路に困る。

親がどうであれ優秀な子もいると思うけど…。

『情報を集める力』『本質を見極める力』

が、親にあるかないかで子供の学力はだいぶ違ってくるんだろうな。

私が高校受験の頃は偏差値50台の高校ってたくさんあった。

でも今はすっかり少なくなったイメージ。

いわゆる『普通の子』が少ないのか…。

偏差値50以下の勉強が苦手な子。

偏差値60以上の勉強が得意な子。

(偏差値60で勉強が得意とは言えないかもしれないけど)

その両極端になってしまったのは、学校が進路に踏み込んで来なくなって、それに伴って親が関わるようになったからなのかな。

 

ブログの世界にいると優秀なお子さんばかりで麻痺してしまうけど、現実の世界では偏差値50以下の子はたくさんいる。

それでも、スポーツとか、他の世界で光るものがあって、社会に出た時に自分の力で生きていく力があればいいのだと思う。

でも、社会に出る年になってお金を稼ぐ手段が犯罪に加担したものだったり、女性であることを売りにするものだったり…、それが本人の望むものでなく、学力をつけられなかったが故にそこに行き着いてしまったのなら…、と考えると胸が苦しくなる。

 

 

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毎年この時期、高校受験が迫ってくると相談されることが多いこともあり…。

『字』の話からめちゃくちゃ長くなってしまった…。

できたら、せめて小学生のうちに相談してほしいな。

 

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今日息子に筆箱を借りたら、新しいペンが。

同級生にもらった誕生日プレゼントらしい。

そして悲惨な消しゴムを発見。

フランケン。

 

〜終〜