その時が来た

 

2月14日。

バレンタインの話ではない。

入試の10日前。

とうとう・・・、本当にとうとう。

 

息子がゲームを辞めました。

 

 

定期テストだろうと北辰テストだろうと。

毎日2〜3時間をキッカリやり続けたゲーム。

息子の口からでるのは、

「夏休み入るまでは…。」

「夏休みが終われば…。」

「秋になれば…。」

「冬に…。」

ずっとその日が来るのを待ち続け。

 

『この子は〇〇依存症・・・とかの病気とかじゃないだろうか?』

などど、本気で心配してみたり。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

年明けからコロナが急速に増え・・・。

私立の入試の前日・前々日。

息子の中学校だけでなく、あちこちの中学校で、

『コロナになってしまい、受験できなかった。』

『クラス全員でPCR検査。』

そんな話を耳にすると、

『息子のクラスでコロナが出たらどうしよう。』

『それより、コロナになって皆さんに迷惑かけることになったらどうしよう。』

そんなことが頭をグルグル。

 

自分がなるならまだしも、人に迷惑をかけることになってしまうのが恐怖。

『3月7日に予備日がある』

とはよく聞くけど、私立の入学金を待ってくれるのはせいぜい5日まで。

・・・どうなるの?

20万(入学金)×20人(公立希望の生徒)

・・・400万円!

 

小心者の私は、その責任の重さに耐えきれず

「入試の10日前から休む?」

と息子に投げかける。

「やった!!」

と嬉しそうな息子。

まあ、そうなるわな。

 

本当は14日から休む予定だったけど、

「・・・何かあるかもしれないから、一応今日は行く。」

とブローを念入りにして学校に行く息子。

・・・例年通り、何もなく帰ってくる。

(大丈夫!ママからのチョコがあるよ!!)

 

その日の塾に行く車の中で、

「今日から入試までゲームやめるから!」

と、いきなりの宣言。

 

キター!ゲーム辞める宣言!!

 

半年前の私に教えてあげたい。

「あなたの息子は入試10日前にゲームをやめますよ〜」

って。

次の日から自宅で誘惑に勝てるのか心配したけど、ほんとにやらない。

 

 

ご飯の用意、大変だけど。

倍率2.43倍ってなってたけど。

旦那さんも同じくリモートにしてくれて大変そうだけど。

みんなでがんばろう。

 

 

 

【おまけ】

10年前に旦那さんが書いていた4コマ。

 

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誕生日と節分

 

先日、息子15歳の誕生日を迎えました。

健やかに大きくなってくれてありがとう。

 

『ケーキ大好き!』ってタイプじゃないのでショートケーキでお祝い。

 

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みんなでケーキを食べてたら息子が、

「節分の時に思い出したんだけど、あれってアプリだったんだね。」

(節分が近い日だったので)

とつぶやき、『?』となる父と母。

 

しばらく考え、↓これのことだとわかる。

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怒ったり叱ったりが苦手だった父と母。

小学校に入るまでは、息子に怒ることもなく…。

ちょっとしたことなら、

「怒るほどのことか?」

と思っていた。

まして、朝から暗くなるまで保育園にいて一緒にいられる時間が短い。

そんな大事な時間は笑顔で過ごしたい。

それでも、小さな息子(&姪っ子)に手を焼いたりすることがあった。

そんな時にお世話になったのがこのアプリ。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

息子3歳。2月の中頃。

この日は風がとても強かった。

7時半頃買い物を済ませ、マンションのエントランスのポストから郵便物を取っていると、

「ママ、抱っこ〜。」

という息子。

片手に5キロの買い物袋、片手に5キロの仕事かばん。

「家に入ったら抱っこしてあげるね!がんばろ!!」

と言うと、

「ヤダ。ここ・・・(足を指さして)、痛い・・・。」

と平気で嘘をつく。

(え〜。さっきスーパーでめっちゃ走ってたじゃん。)

と、思いながらふとエントランスの床を見ると、強風で木の枝や葉っぱがたくさん。

その場の空気を変えたくて、

「こ、これは・・・。」

シリアスな感じで呟いてみた。

 

すると息子が思わぬ反応で。

「えっ、もしや(か)して・・・。鬼?」

「鬼・・・ちた(来た)?」

振り返ると、内股で両手を口に当てて、ビビった時のフジモンみたいになっていた。

私は、吹き出しそうになるのを我慢して、

「鬼?・・・鬼ってなんなの?」

と息子に聞いてみた。

「ちのう、保育園、鬼、ちた(来た)・・・。」

「悪い子、・・・食べる。」

恐怖でカタコトになる。

 

・・・知ってる。

先生に写真見せてもらったから。

ちのう(昨日)ではないけど。

全身赤タイツで、手作りの鬼のお面をつけた園長先生に、泣き叫びなから逃げまくる子供達。

逃げ遅れて捕まる息子(笑)。

先生と大笑い。

 

 

そんなこともあって、木の枝を見てから急にいい子になる息子。

郵便物を持ってくれる。

エレベーターのボタンも押してくれる。

でも恐いのか、

「ママっ!(先に)出て!!」

と私のお尻をギュウギュウ押して、親をおとりにする。

家に入っても食事からお風呂など全てがスムーズで、『鬼』は我が家の救世主になった。

 

 

時を同じくして旦那さんは、『鬼から電話』のアプリを同僚から聞いて入れていた。

ただ、かわいそうで使えない。

そんなわけで『鬼から電話』は親を怒るためのアイテムになる。

・・・建て前では。

 

脱いだ服がそのままの旦那さんに『鬼から電話』。

ゲームばかりする旦那さんに『鬼から電話』。

野菜をあまり食べない私に『鬼から電話』。

甘いものばかり食べる私に『鬼から電話』。

 

ちなみに、こんな鬼から電話がくる。

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着信音と共に画面に現れ、怒ってくれる。

 

 

電話が来るたびに、震え上がる演技をしてアプリの鬼に謝る両親。

息子は恐怖で、

「パパっ!謝って(泣)早くっ!謝って!!」

と半泣きで叫ぶ。

 

その後は、しばらくよい子に。

 

 

 

 

ちなみに、姪っ子も同じ目に。

保育園のお迎えを頼まれることも多く、2人を後部座席に乗せて移動すると、だいたいケンカになる。

私「ラムネあるから食べな〜」

姪「わたしイチゴ!」

息「ママ、ぶとう!ある?」

私「あ、一個だけあった!よかったね!!」

姪「・・・私もぶどうがいい。」

私「一個しかないからジャンケンする?」

息「(負けるから)ヤダ!」

と言って手から離さない。

姪「これ、私のだよ!!」

…こんな感じで小競り合いに。

だんだんヒートアップして殴り合い。

運転してて危ないったらない。

 

そんな時は、

「あれ?車が家と反対方向に進んじゃう!」

「車が言うこときかない!!」

と、いいながら近所の林に向かう。

この時点で2人は真顔。

着いたら車を止めて『鬼から電話』。

私が怒られる。

「ごめんなさい!ぶとうのラムネひとつしか用意しなくてごめんなさい!ひとつのラムネを譲り合えるような子に育てなくてごめんなさい!」

と、半泣き風に謝る。

すると子供達、

息「ぶどう、あげる〜(泣)」

姪「〇〇君、食べてい〜よ〜(大泣き)」

と譲り合い。

 

鬼、すごい。

 

Sっ気の強めな私は、子供の泣き顔がかわいくてしばらくやめられなかった。

母からは

「トラウマになるからやめなさい!」

って怒られたけど。

ほんと、かわいかったな・・・。

 

 

15歳になった息子に

「トラウマにならなかった?」

と聞いてみた。

 

「なるわけないっしょ。よゆー(笑)」

って、ほんまかいな。

 

 

 

 

 

悩める中学生

 

年が明けてからが早いこと…。

2月になっちまったぜ。

 

1月の出来事を少しだけ。

 

 

【絵画展】

夏休みの宿題でやった『私たちの郷土川越展』。

残念ながら選ばれなかったのだけど。

 

「なんか美術の先生から手紙もらった〜」

と暮れに持ち帰ったお便り。

『川越と姉妹友好都市の作品展に選ばれて、美術館で展示会をやる。』

というものだった。

経緯はわからないけど先生が応募してくれて、市内の7名に選ばれたらしい。

 

「気分転換になるから行こうよ!」

と、嫌がる息子を連れて家族で見に行くことに。

 

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かわいい彫刻の作品展もありました。
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実家の母にも写真を送りたいのに、決して写ろうとしない息子。

・・・思春期だな~。

 

 

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【願書提出】

願書提出1週間前になって、またまた志望校を悩み出す息子。

以下の3つの高校で。

 

《K高校》

友達(B君)が成績が上がったので志望校をK高校に変更。

「Bが行くなら僕もK高校に変更したいかも・・・。」

「でも、多分落ちる・・・。」

「落ちたら学費大変で困るでしょ・・・?」

 

《T北高校》

一緒に受けるはずだったB君が志望校を変更して友達ゼロ。

急に遠いことも不安になる。

「なんか色々不安・・・。」

「てゆーか落ちるかも・・・。」

 

《K南高校》

友達(S君)の志望校がK南高校だとわかる。

「Sが受けるしK南高校にしようかな・・・。」

「多分もう勉強しなくても受かるし・・・。」

「でも、雰囲気合わなそう・・・。」

 

厨二病どころじゃない幼稚さ&ツッコミどころ満載過ぎて、

『・・・いいかげんにして~!!』

と心の中で叫びつつ。

 

「自分の行く高校だから後悔のないように自分で決めなさい。

31日が清書だからそれまでよく考えて。

ママの気持ちだけ伝えるなら・・・。

努力したのに公立落ちて私立になっても困らないよ。

その覚悟をして子供を授かろうと決めてるから。

たくさん働けばいいだけだから。

でも、『もう勉強しなくてもいいや。』と思って受ければK南高校だって落ちるし、すごく失礼だよ。

そんな風に決まった不合格なら、私立に行かずに定員割れの二次募集している公立高校に行ってほしい。

あとは、ママは志願先変更で動くつもりはないからね。

決めたらそれに向かって頑張るだけ。

どこの高校に行っても自分次第だよ!!」

とだけ(?)息子に伝えておしまい。

 

 

31日の願書清書の日。

親の記入欄を残して

「願書の親の覧のとこ、書いて・・・。」

と持ってきた息子。

見ると結局、最初に希望していた高校で書かれていた。

 

その後、旦那さんと進路や職業のことなど、男同士で話してました。

子供達には、悩むほどの選択肢が無限に広がっているんだから、大いに悩めばいいのか・・・とも思いつつ。

ただ、物事には締め切りというものがあるのだよ・・・と伝えたい。

 

やれやれ。

 

 

 

お正月と数学検定の話

 

妹の家に集まってみんなで過ごすお正月。

母のおせちには手作りの伊達巻きがたくさん。

おせちじゃないけど、みんな大好きな春巻き。

お雑煮も食べて、私が持参したホタテをストーブの上で焼いて、イクラごはんも作って。

わーって食べたから写真が1枚も無い。

みんなで集まれてよかったな。

 

「受験頑張ってね。」

と言われながらのお年玉。

すぐに中身を確認する姪っ子と、中身も見ないでリュックにしまう息子。

 

そのあと、パソコンでインターネット出願。

元旦で縁起がいいかな。

 

 

 

母も気にしていたので子供達の近況報告。

通知表を見せたり、志望校を伝えたり。

英検3級が無事受かった姪っ子は嬉しそうに報告。

息子は、ゴニョゴニョしながら

「ダメだった…。」

と報告。

 

実は数学検定準2級を受けていたのです。

 

 

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生徒会や部長、委員長など、役職とは無縁の息子。

絵画や作文の入選はあったけど、どうやら『県』まで行かないと評価にならないらしい。

10月頃、北辰偏差値が上がらず焦り出し、

『ママ!偏差値上がらないのに内申書に書くの何もない!ヤバイ(泣)!!』

となり、慌てて検定を探す。

英検、漢検、すでに受付終了。

受ける気なかったから日程の確認すらしてなかった。

唯一残ってたのが、数学検定。

準2級からが加点の対象。

12月の頭に受けて、合否が24日にわかる。

担任の先生に確認すると、ギリギリ内申書に載せられそう…とのこと。

 

 

調べると、準2級の範囲はこんな感じ。

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半分以上高校1年生…。

大丈夫かいな。

 

塾の先生に相談してみると、

「内申の為だけに受けるなら賛成しません。

それよりもこの後の中間テストや期末テストに力を入れて欲しいです。

ただ、中間テストや期末テストもきちんとやり、それ以外の時間で数学検定の勉強をする。

内申点の為ではなく、本人の強い気持ちがあり、自信に繋がったり、モチベーションUPに繋がるなら受けてもいいのではないでしょうか。」

とのお話。

 

息子に塾の先生、担任の先生からの言葉をそのまま伝えると、

「受けたい!」

と言うので、申し込むことに。

 

10月あたまに申し込み、10月は中間テストの勉強、終わったらすぐ期末の勉強。

間には北辰テストの勉強なども入り、ほとんど勉強できず…。

それでも、買ったテキストを持ち歩き、学校の休み時間にやっていた様子。

1週間前になって、ようやくちゃんと勉強できるようになり、わからない問題は塾の先生や担任の先生に質問。

なんとかテキスト1冊やり上げてテストへ。

 

ポジティブな息子は

「まあまあできた!」

と言ってたけれど…。

 

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結果は残念ながら、1次試験のみの合格でした。

 

 

ただ、今回受けさせてよかったな…と思ったこと。

『習っていない問題』に手を出さない息子が、高校生の問題に挑戦しようとしたこと。

いつも『質問』ができない息子が、先生を捕まえて質問ができたこと。

 

塾の先生も学校の先生も

「まさか、○○君(息子)が挑戦する!と言うとは思わず…(笑)。挑戦しただけでもすごいことだと思います。」

と、言ってくれたのでよかった。

 

「高校生になったらまた挑戦する!」

と、意気込む息子。

数学の勉強が少し楽しくなったようで嬉しい。

 

 

受験もあるけれど、楽しく健やかに過ごせる1年になりますように…。

 

 

クリスマスと終業式

 

世の中のみなさんもそうだと思うけど、やっぱり年末は忙しい。

他の保険会社は知らないけど、私の勤める会社は毎月締め切りがあって、だいたい毎月2~3件の契約を頂いてこないといけない。

長期休みに入る時は、

「今月の仕事はもちろん、来月分の契約も済ませて休みに入りましょう!」

となるので必死。

そして、お歳暮・カレンダー・・・。(できたら直接渡したい。)

年賀状・・・。(できたらひとこと書きたい。)

そして、全部自腹。

いろんな意味で死にそうになる。

 

 

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そんな中『ある程度目処がついたら行こう!』と決めていたお店。

大宮の、『喫茶 湊』に行ってきた。

・・・まだカレンダー半分と年賀状が残ってるけど。

 

 

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シンプルで素敵な外観


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トーストとスコーンのセット

スコーンサクサクほろほろ


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イチゴのタルト

「おいしい」しか出ない


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隣にあった素敵なお花屋さん

気分良くなってたから3つ買ってしまった


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クリスマス風のスワッグ


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水引?をつけるとお正月風に・・・


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ブーケも買ってみた

お店の人が

「テーブルに無造作に置いても素敵ですよ」

って言うので置いてみたけど・・・

ただ置いただけ?

無造作って難しい。


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誰か来たぞ・・・


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しばらくフガフガしてました・・・


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花瓶がないことに気づいてグラスへ・・・

秒でネコ達に倒され水浸しに。

 

もうひとつ実家の母にお正月飾りを買いました。

 

 

クリスマスのご飯はこんな感じ。

質素だけど、息子が好きなサーモン&エビで。

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終業式だったので、通知表と内申書を持って帰ってきた息子。

荷物でパンパンのリュックに入れるからシワシワに・・・。

保護者が学校に取りに行くのだと思っていたけど。

息子の中学校は子供が持ち帰るスタイルだった。

・・・これ、送って大丈夫?ってくらいシワシワ。

 

 

まずは通知表。

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期末テストが悪かった英語と理科。

絶対4になってると思ってたけど『5』。

・・・びっくり。

通知表には間違いもあるらしいので、間違いかな??

息子と顔を見合わせたけど、黙ってることにした。

 

でも、一番のびっくりは、体育の『4』!

息子の人生で初めての体育の『4』!!

息子も嬉しそう。

よかったね~(^-^)

 

テストがあまりよくなかったので、

『5教科が下がって副教科変わらず』

の予想をしていたけど逆で、合計は変わらず40。

いろいろあったけどよく頑張りました。

 

 

 

そして、これが内申書

正式には調査書というらしい。

こちらは保護者用で、出願用は封がされてます。

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1・2年生は、1~3学期の総合評価。

3年生は、1~2学期の総合評価。

 

3年生の覧を見ると、美術は4と3で『4』。

技術家庭は5と4で『5』。

通知表でみると40だったけど、学年評定は『42』。

 

「どうせだったら5と5で『5』を取りたかったね。」

と息子に話すと、

「いやいや、4と5で『5』の方がいいじゃん!」

・・・??となっていると、

「そのほうが省エネじゃん!!」

ってドヤ顔。

 

あきれて言葉を失ったけど、なんか笑ってしまった。

 

3年間の内申を見ていると、いろいろ思い出されて。

最初は勉強の仕方もわからず手探り。

ノートもまともに取れず、ノート提出に苦戦。

成績も真ん中。

1年生1学期の通知表は合計34。

塾で受けた育伸テストの偏差値も50前後。

 

そんな息子がよく頑張ったな~。

なんて、しみじみ。

 

 

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しみじみしてる場合ではない。

受験はこれから。

 

息子が受ける高校は

1年生2年生3年生→1×1×3で内申点を出す。

そこに特別活動の加点。

 

息子には加点が何もない。

(市内での入賞等は含まれない(県だけ))

偏差値も伸びなかった。

 

「それでも当日点取ればチャンスはある!」

「今日は10時まで帰らないから!!」

と、はりきって塾に行く息子。

 

昨日深夜までゲームをやっていたのを知っているけど、それは言わないでおこう。

 

 

 

お金の話③

 

疑り深い性格の私。

『ほんとに助成金で実質公立と変わらないの??』

ということで、ちゃんと計算することに。

青ざめながら頑張ったYO。

 

我が家は共働き。

私も正社員で働いているけど。

特殊な雇用形態で毎年確定申告。

確定申告後の『年収』はかなり抑えられている。

でも【私立高校等父母負担軽減事業】は基準C。

 

aka-net.hatenablog.com

 

ちなみに、判定の仕方はこちら。

単純な『年収』ではない。

市役所で課税証明をもらう。

私が住む市は課税基準・調整控除が載ってなかったので2度取りに行く、という失敗をしつつ。

※依頼すれば余白に記載される。

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基準Cは施設費の助成を受けられない。

共働きって・・・、と思うけど仕方ない。

 

 

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まず息子の併願私立高校のHPより。

入学案内を確認。

学費として載っていたのがこちら。

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おや?思ったより少ない??

よく見ると、数ページに渡る入学案内の文章覧にその他の費用が散りばめられていたのでそちらも書き出して・・・。

 

まとめて表にしてみた。

わかっていたけど1年生はお金がかかる。

制服代。

スクールバス代。

施設費・・・。

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合計で140万弱。

そこから、我が家が受けられる助成金を引くと・・・。

1,024,000円

あら大変!!

 

 

2・3年生は少し抑えられて・・・100万は切る。

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それでも、助成金も減るので・・・。

583,000円

 

3年間の合計は、

219万円

あら大変!!(2回目)

大学用に入っている学資保険の満期保険金超えてる・・・。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

計算&調べることが苦手な妹に頼まれて姪っ子の場合も調べてみた。

妹は母子家庭。

併せてその助成もないか、とか奨学金についても。

 

【私立高等学校等奨学の為の給付金】

対象は生活保護や母子家庭等の非課税世帯。

授業料以外の教育に必要な経費への支援。

返済不要の奨学の為の給付金。

 

実は妹、私と同じ職場で働いている。

確定申告後に役所から来る税金の請求は極少額なので、コールセンターに電話して聞いてみたところ

「それでしたら助成をうけられます。」

とのことだった。

金額は129,600円(本年度の場合)

 

高等学校等奨学金制度】

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世帯年収が一定基準以下なら借りることができるというもの。

公立への進学でも利用できる。

無利子で、返済は大学卒業後に開始。

無利子はありがたい。

 

 

これらをフルに活用して試算してみた。

 

 

姪っ子の併願校の学費。

こちらも学校のHPより。

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ここで気になったこと。

施設費144,000円(200,000円)

授業料336,000円(396,000円)

助成金て、この場合どうなるのだろう・・・。

 ※( )は助成金

 

コールセンターに聞いてみた。

「その場合はかかった金額しかでません。」

・・・やっぱり。

 

だったら図書費とか保健衛生費とか冷暖房費とか施設費に入れてよ~。

だったら実験実習料とか特別ゼミとか授業料に入れてよ~。

 

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一応めいいっぱい借りて助成も入れるとこんな感じ。

なんとか払えそう。

でも奨学金の借入は必須。

 


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2年生はだいぶ減って725,000円。

修学旅行は別で積立になるのかな?f:id:aka-net:20211221094059j:image

2年目以降の入ってくる(&借りる)お金。

 

公立高校に進学したらバイトする気満々の姪っ子。

私立はバイト禁止だから、残金はお小遣いにしたり、大学等の進学に回したりする感じだろうか。

 

 

ちなみに助成金が返金されるのは高校1年生の2月くらいになるらしい。

となると、とりあえず立て替えるだけのお金が必要になる。

 

 

もっと早くしたかったお金の計算。

『こんなにお金がかかる…』

と青ざめたけど、やっておいてよかった。

本来の私なら、

『公立落ちる→私立の入学で焦る』

の流れだったから。

あとは、奨学金などの制度を知れた。

申し込み期限も迫ってるので妹に教えよう。

 

 

とりあえず、腹を括ることができた。

公立、私立、どっちになっても応援するから。

息子!姪っ子!頑張れ!!

 

 

 

 

お金の話②

 

子供にかかる教育費。

高校受験あたりから切実なものになってくる。

なんとなく直視できないでいたけど真剣に考えてみた。

 

 

[我が家の場合]

〜保育園&小学校〜

《学校関係》

1歳~2歳 保育料+延長保育料 月6万円 計144万円

3歳~6歳 保育料+延長保育料 月4万円 計144万円

(ちなみに今は、幼稚園&保育園は無償化になっているらしい。)

小1~小2 学童代+その他経費 月1万円 計24万円

《習い事関係》

6歳~8歳 はなまる学習塾 月1万円 計36万円

9歳~11歳 テニススクール 月1万円 計36万円

10歳~12歳 プログラミング教室 月1万円 計36万円

その他、続かなかったサッカー教室や、単発の夏期講習等 10万円

 

〜中学校〜

1年塾代(3教科)月2万2千円+季節講習 33万円

2年塾代(5教科)月2万7千円+季節講習 35万円

3年塾代(5教科)月3万3千円+季節講習 38万円

 

ここまでで、536万円。

 

ちょっと飛ばして

 

〜大学(おそらく理数系)〜

国公立 初年度83万 4年間240万

私立 初年度174万 4年間636万

 

…私立大学なら、1172万

そこに高校の費用がプラスされる。

1000万では済まないぞ!

 

ちなみに旦那さんは東北の方の国立大学。

でも、一人暮らし。

毎月仕送りがあったらしい。

これだと私立の大学に行くのと変わらなくなる。

 

もちろん大学の費用は奨学金を利用する予定だけど。

結婚して、子供を持つようになっていても支払いが続く。

 

そして理数系の子は最近大学院へ進むことも多いらしい。

そうすると2年分の学費がプラスになる。

息子の頃にどうなるかわからないが、考えておかないと。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

そして、高校について。

 

我が家は公立希望。

色々な面で手厚いと言われてる私立もいいが、それよりも公立で自分の力で成長してもらいたいと思っている。

そして経済的にもそちらが助かるから。

ほんとにそちらが助かるから…。

 

決して余裕がある家庭ではないので、公立高校に進学してもらい、その間にできるだけお金を貯めておきたい。

今通っている塾は3年生の2月まで通えば、高校生になってから無料で自習に通えるので、できるだけ自習で頑張ってもらいたい。

 

ただ、今のところ第一志望の公立は安全圏ではない。

万が一に備えてきちんと計算しておこう。

・・・嫌だけど。

 

まずは、国や県の助成金について調べてみた。

 

 

【私立高校等父母負担軽減事業】

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私立高校進学時に国と県で助成してくれるもの。

年収区分によって助成金が変わる。

(年収は夫婦合算だけど、課税証明によって判断)

500万以下ー授業料40万弱+施設費20万+入学金10万

609万以下ー授業料40万弱+入学金10万

720万以下ー授業料40万弱

910万以下ー授業料12万弱

 

公立高校人気が根強い埼玉県。

その埼玉県での、ここ何年かの私立高校の人気の理由はこの制度ができたのも理由のひとつなんだと思う。

 

友達の高校受験を経験したママ達も

「実質公立高校と変わらないらしいよ!」

と言っていた。

 

【高等学校等就学支援金制度】

公立高校進学時に助成してくれるもの。

年収910万以下で助成金が受け取れる。

埼玉県の県立高校の授業料が年間11万8800円。

同額の助成金を受け取れる。

つまり授業料は無料になる。

 

 

「実質公立高校と変わらないらしいよ!」

って言ってたけど・・・。

よく調べたら全然変わらなくない!!

やっぱり私立は大変!!

ほんとにちゃんと計算したのかな・・・。

余裕があるから気にならない程度の金額の差なのかな・・・。

 

 

次に続きます。