気づけばすっかり秋になってしまった。
最近の出来事をつらつらと。
〈メル珈琲〉
前から行ってみたいと思っていた喫茶店。
市役所に用事があったので行ってみた。
雰囲気のよいおじさんがやっている、雰囲気のいいお店。
その日はパンのランチだった。(毎日メニューが違う)
お肉のサンドイッチとデニッシュとフレンチトースト。
サラダとプチデザートとコーヒーがついて千円。
安すぎ。
そして、おいしかった。
野菜とかそんなに好んで食べないのだけど、こーゆうとこで出されると
「ていねいに作ってくれてるから残さず食べよう」
という気持ちになるのが不思議。
でも、好きではないから先に食べる。
野菜をモグモグ食べると、自分がきれいでいい人になった気がするのが不思議。
食事を終えて店を出ると気持ちのいい風が吹いてキンモクセイの香りがした。
近くに中学校があって、生徒が合唱の練習中なのかきれいな歌声が聞こえてきた。
普段なら気にも留めないけど、『野菜をたくさん食べた効果だな』と思った。
そしたら無性に『キンモクセイの香水』が欲しくなった。
次の日、池袋のルミネに買いに行った。
〈息子のこと〉
結局、息子は副部長に選ばれなかった。
顧問の先生が決めるので、理由はわからないけどなんとなくわかる。
でも、いい経験なので息子と少し話をした。
息子は「自分が絵があまりうまくないことが原因かも」と話した。
私は「自分が組織を任せるとしたらこーゆう人に頼みたい」と話した。
☆全体を見て、それぞれのいいところを生かすことができる人。
☆上手に先生と部員の橋渡しができる人。
☆必要とあらば裏方に徹することができる人。
☆困っている人(先生も生徒も)に気づいてサポートができる人。
☆自分が褒められることよりも、他の人達が褒められることを喜べる人。
息子は「それはできていないし、できる自信もない…。」と言った。
ぶっちゃけ、大人でもなかなかできないことなのはわかっている。
「難しいよね。だから〇〇(息子)も部長達の助けになって。役職じゃなくても。」
「そして先生に『〇〇に任せればよかった…。』て思われたら嬉しいじゃん!」
というとボソッと「確かに…。」と言った。
うまくいかなかった時ほど、自分を成長させるチャンスだと前向きに捉えてくれると母は嬉しい。
〈役員のこと〉
今年、広報の役員をやっている。
小学校の時も広報だったのでいいかな、と思ったのだが中学校の方がアナログだった。
パソコンでイラストレーターで…とかではなく、手書き。すごい。
集まりでいつも思うのが、「できあがった餅をこね続ける作業みたいだな」ということ。
簡単に決められることも、あえて決めずにだらだら話し合う…みたいな。
例えば、合唱コンクールの様子にタイトルをつける作業。
試しにみんなでタイトルを言い合えばいいのに、それはなくて…
「えー、どうしようか。難しいね!」
「思いつかないね…。」
「去年の見てみようか。一昨年のも。その前のも…。」
「・・・どうしようか。」
ってなかなか決まらない。
無駄に人が多いのが原因だろうか。
「『響け歌声!一年生!!』とかは、どうかな?」(1年生のページ)
我慢できずに言ってしまった。
・・・即決定。
今までのはなんだったんだ…。
例えば、写真(吹奏楽部の演奏の様子)を選ぶ作業。
「えー、この写真だと見てる生徒達が全員写ってないよ!」
「あー、ほんとだ~。かわいそう~。」
「ちゃんと全員写ってるのないかな…。」
全部写そうとしたらなんの写真だかわかりませんが…。(心の声)
「写真は全部写そうとせずに、主になるものが大きく映ってるのがわかり易いかも。」
また我慢できずに言ってしまった。
・・・写真もすぐ決まる。
なんだか偉そうな自分が嫌になり、その後はなるべく発言せずに首がおかしくなるほど相槌をうち続け、できるだけかわいい声で笑うようにした。
でも、みんないい人で救われる。(急にフォロー)
いつも役員で思うのはメンバーの人柄で仕事のしやすさが全然違うということ。
息子の学校では9月に体育祭があったのだが、父兄の参観はNGだった。
ただ広報は、広報誌に載せる写真を撮るために腕章をつけて参加予定だった。
それなのに、他の保護者から「広報だけ見れるなんてずるい!」とクレームが入り、撮影は急遽教頭先生にお願いして対応することになった。
親御さんにも色々な人がいるんだな…と驚いた。
そうゆう人と役員が一緒じゃなくてほんとによかった。
あと半年、頑張ろう。