息子の誕生日に少しだけ懺悔したい

 

子供の字の汚さについて考えたシリーズをお休みして・・・

 

 

修学旅行から帰ってきた息子。

お土産たくさん買ってきた。

かめせん。

島唐辛子

紅芋タルト。

雪塩

ルートビア

 

ルートビアは中学の友達とカラオケで飲むんだとか。

味見したら湿布風味のコーラ!

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パパにTシャツ!
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そして、息子17歳の誕生日。

おめでとう!!!

カフェシュクリエさんのケーキ。

おいしかった。
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17歳になっても雪で遊ぶらしい。

寒くないのかい?
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そして、誕生日に英検の不合格がわかる。

まさかの1点足りなくて不合格。

息子らしい。

『低い点で受かっても入試で使えないから!』

とよくわからない強がりを言っていた。

まあ、がんばれ息子よ。

 

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今でこそ息子への愛が強めな母親ですが…。

17年前の私は、長い陣痛の末産まれてきた息子を見てガッカリするような最低最悪の母親でした。

 

 

それまで女系家族で育った私。

妹と母と暮らしてきて。

従姉妹も全員女の子。

男の子を育てるのが全く想像できなかった。

健診の時に先生に、

『あれ?男の子かな?』

と言われて、病院の隣のマックでヤケ食いするくらいショックだった。

 

私はとにかく女の子のお母さんになりたかった。

ただでさえ子供好きじゃないのに、男の子なんて…。

女の子なら可愛い服を着せて毎日髪を結ってあげて。

お休みの日は、いっしょにお菓子を作って。

そんな子育てならできるのに…。

 

男の子は遊びも激しそうだし、反抗期も凄そうだし。

どう接したらいいかわからないし。

一生(?)働くんだから、責任重大!無理!!

と思っていた。

産まれるまでお腹の子に声を掛けることもなく。

予定日直前まで働いて、子供のことをあまり考えないようにした。

 

予定日から1週間遅れて産まれた息子は大きかった。

助産師さんや、先生が

『おめでとうございます!男の子ですよ』

と見せてくれたけど、ガッカリの方が大きかった。

『やっぱり男の子か。しかもガッツ石松じゃないか!』

と思ってしまった。

 

子供を連れて家に帰って、お世話が始まって。

『ちゃんと見てないと死んでしまうかもしれない…』

と、ひたすらガン見し続けた。

仕事をしてないせいか自己肯定感も下がり鬱状態

毎日泣いてばかりいた。

そのうち息子は私を目で追うようになり。

常に抱いていないと泣くようになった。

やっと寝たと思っても、置くと泣く。

背中に超高感度センサーでもついてるのかと思った。

 

ハイハイできるようになると、後追いが始まって。

私が見えなくなると泣いて、

『ママここにいるよ!』

と言うと満面の笑顔になった。

その頃から少しずつかわいくなったけど…。

正直、人生でそこまで人から愛された経験がなく、戸惑いの方が大きかった。

 

子供が1歳になって社会復帰して保育園に預けるようになった。

1日中一緒にいないことで心に余裕が生まれた。

息子を迎えに行くのは19時近く。

私をみつけると『ママー!』と嬉しそうに駆け寄ってきた。

そこで私は初めて息子を

『死ぬほどかわいい!』

と思ったような気がする。

それからの子育ては楽しさ大変さが半分ずつくらい。

でも息子のことを『かわいくない』と思うことはなくなった。

 

今となっては

『男の子のお母さんにさせてもらってよかった』

と思っている。

人間的に至らない所の多い私を、少しだけ成長させてくれて。

苦手な男の子を育てたら、世の中の子供がみんなかわいく思えるようになったから。

 

Happy 17th birthday!